坐骨神経痛とは何かというと、 腰、お尻にかけて足にかけて伸びている坐骨神経がさまざまな原因によって圧迫や刺激されて起こる痛みです。実際の痛みとしては、臀部や太もも、ふくらはぎ足先に電気が走ったような痛みや痺れ、強く張っている感じなどの症状があります。

坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛の原因としては、年齢が若いときには、腰椎椎間板ヘルニアが原因とされていて、高齢になると、腰部脊柱管狭窄が原因とされています。腰椎椎間板ヘルニアについて考えてみますと、通常、背骨(脊椎)は、「椎体」という骨と、その間でクッションの役割をする「椎間板」が交互に積み重なっており、椎間板の中にはゼリー状の「髄核(ずいかく)」という部分があって、椎間板ヘルニアでは、何らかの理由でこの髄核が押し出され、脊柱管の中を通っている神経が圧迫されることで痛みやしびれるような痛みが発症するのですが、これが若い世代の坐骨神経痛の主な原因とされています。一方高齢者で見られる坐骨神経痛の主な原因は腰部脊柱管狭窄とされています。背骨は、身体を支える役割とともに、脳から背骨に沿って延びてきた神経を守っていて、この神経が走っている背骨の隙間のことを「脊柱管」といいます。腰部脊柱管狭窄とは、腰のあたりにある脊柱管が狭くなって神経が圧迫された状態のことを言い、この神経が圧迫されることで痛みやしびれが起きるというものです。
また、坐骨神経痛は現代人にとって必ず起きてしまう痛みでもあります。というのは、結局日々仕事や勉強だけではなく、料理を作るにしても、リラックスしながら本を読んだりタブレットを使ったりするなど、現代人は常に同じ姿勢でいることがとても多いですよね。そうすると、腰からお尻にかけては様々な負担が発生していて、それが恒常的に続くということになってしまうために、骨や筋肉などに歪みやズレがどうしても生じてきてしま上のように、坐骨神経痛というのは、様々な要因がありますが、日々生活をしていることそのものが要因ということが言えます。具体的に筋肉に余計な負担をかけ続けてしまうと、血行が悪くなり、筋肉が疲労します。その筋肉の疲労が痛みというアピールになり、それを放置しておくと、ますます状態が悪くなり、筋肉のストレスが溜まって、様々な痛みなどが発生するというのが、坐骨神経痛の痛みのメカニズムです。

坐骨神経痛に対する施術の流れについて

坐骨神経痛というのは、以上のように筋肉などが正常な状態から逸脱をすることで、痛みやしびれが発生しているということがわかります。もちろん、医師の診療が必要になる「膀胱直腸障害」ですと、整体院の施術では対応はできませんが、身体の正常な状態に改善することで坐骨神経痛の改善を図るということは、整体院の施術で十分対応を図ることが可能です。では実際にどのような流れで施術をしていくのかということをご説明したいと思います。(なお、この施術法以外にもその整体院独自の方法がありますし、状態の悪い人には個人差がありますので、ここでご案内する施術法がすべての人の状態を改善するものではありません)

まず、最初に痛みを訴えている方の状態を確認した後に、坐骨神経痛によるしびれを起こす原因となっている硬直した筋肉の痛みに対するマッサージなどの施術を行います。ただ、これだけでは完全に状態を改善することが出来ないと思われますので、状況によっては鍼灸治療や超音波治療機などを組み合わせて施術を行い、坐骨神経痛の改善を図ります。ここである程度の施術はクリアできるのですが、痛みの根本の原因である骨盤や姿勢の状態を矯正します。どうして、骨盤や姿勢の矯正が必要なのかというと、坐骨神経痛の原因が骨格の歪みである場合には、今痛みなどを改善することが出来たとしても、根本の部分が修正されていないということもあり、後日痛みが再発する可能性があるからです。したがって、まずは目先の痛みの修正を図りますが、そのあと、根本の原因を整体で除去することによって、坐骨神経津を解消することが可能になります。